19 世紀後半、フランス喜劇界の第一人者 Eugène Labiche (1815 -1888) の作品中から代表的な小品「文法 La grammaire」を選んでみました。 この「文法」は,一幕19場から成っており、パリから遠くない田舎町アルパジョンを舞台に繰り広げられる軽い小話です。 文盲の父親と発掘狂のその友人、父親の代筆役の娘に起きた縁談を機に始まるてんやわんやは、全てめでたく収まるところに収まって幕となります。 内容は平明で、初級文法を終えた程度の学力を備えていれば、注を参照しながら充分に理解できるテキストです。